既に持っているGoogleアカウントに
独自ドメインのメールアドレスも紐付けする方法

  • 2023.07.19

マーケティングTips・ノウハウ集

既に持っているGoogleアカウントに独自ドメインのメールアドレスも紐付けする方法

Webサイトの運営やマーケティング施策のためにも今や必須となっているGoogleアカウントですが、管理の方法というのは当然ながら各企業や各個人によって様々です。

以前はこれから登録する方向け、Gmailを特に使っていない企業やビジネスユースの方向けに「Googleアカウントを新規登録する際に独自ドメインのメールアドレスで登録する方法」ということで解説しました。

ですが、もともと既にGmailを使ってGoogleアカウントを管理しているというケースも多くあります。そういう場合、また事業やサービス用に新しくGoogleアカウントを取得するというのは管理面で面倒だったりすることもあるかもしれません。

今回はそういうケースに対応した新たにGoogleアカウントを登録するのではなく、既に登録して使っているGoogleアカウントに、自分たちのドメインのメー ルアドレスを追加する方法を解説していきます。

1. Googleアカウントの管理画面へアクセス

まずは既に登録してるGoogleアカウントへログインをしましょう。
https://www.google.com/intl/ja/account/about/

Googleアカウントのページから「Googleアカウントに移動」をクリックしてログインに移ります。

2. Googleアカウントにログイン

Googleアカウントに移動をクリックすると、ログインしていなければ下記画像のようにログイン画面に遷移します(ログインしている状態であれば管理画面のトップページに移動します)ので、メールアドレスとパスワードをそれぞれ入力し、ログインしましょう。

3. 個人情報の編集

ログインが完了すると、下記画像のようにGoogleアカウントの管理画面が開きますので、左メニューの「個人情報」をクリックしましょう。

4. 連絡先情報・メールの設定

個人情報の管理画面にうつると、スクロールして下記画像のように「連絡先情報」と書かれた項目の中の、メールと書かれたところをクリックしてください。

メールの欄には、今登録しているGoogleアカウントに紐付いたメールアドレスが記載されているはずです。

5. 予備のメールアドレスの追加

連絡先情報のメールの欄をクリックすると、下記の画像のようにメールアドレス欄へ画面が切り替わりますので、下にスクロールをして「予備のメールアドレス」の枠を見つけてその中のリンクの「予備のメールアドレスを追加」をクリックしましょう。

6. 予備のメールアドレスの入力

予備のメールアドレスを追加をクリックすると、画面が少しグレーがかりポップアップ画面にてメールアドレスの入力欄が表示されます。

ここに今のGoogleアカウントに紐付けたい自分のメールアドレスを入力することで紐付けが可能になりますので、メールアドレスを入力しそのまま「追加」ボタンをクリックしましょう。

7. 入力したアドレス宛に確認コードが届く

予備のメールアドレスを入力して追加ボタンをクリックすると、下記の画面のように切り替わり、確認が必要と表示されているはずです。

この画面への切り替わりと同時に、先ほど入力したメールアドレス宛に「セキュリティ通知」という件名でメールが届いているかと思いますので、その本文にある「こちらをクリックしてこのリクエストを確認してください。」というリンクをクリックし、承認をすると予備のメールアドレスが追加される事になります。

8. 承認した段階で登録が完了

届いたメールの承認作業を行うと、管理画面上のステータスに先ほどまで表示されていた確認が必要というマークが消えているのが確認でき、これで予備のメールアドレスの追加が完了となります。

これ以降は、追加した予備のメールアドレスでGoogleアカウントへのログインも可能になります。

ただ、あくまでも予備のメールアドレスという扱いのため、パスワードは既に登録していたGoogleアカウントへのログインパスワードと同じものが使われる事になり、これらを別々に設定するということは現状ではできない仕様となっていますのでその点だけ注意が必要です。

そのため、パスワードが共通になるため個人で使っているGmailのGoogleアカウントに、会社のアドレスを予備メールアドレスとして紐付けした場合、スタッフ皆で確認というのが難しくなったりしますので、アカウントの管理などはしっかりと考えた上で行うようにしましょう。

まとめ

Googleアカウント関連について2回にわけてまとめてきました。
あまりこの方法で管理するという方は少ないかとは思いますが、どちらかというとフリーランスや1人社長、制作やマーケ担当が1人といった場合はこの使い方で対応しているところも多いかもしれません。

以前に解説している新しくGoogleアカウントを独自ドメインで登録する方法でも、こちらの既に取得しているアカウントに新しいアドレスを紐付ける方法でも、使えるGoogleアカウントの機能などに変わりはないため、環境や状況などに応じて最適な登録で対応していきましょう。

今ではGoogleアカウントはWebサイトの運営においては必須とも言えるものになってきていますから、しっかりと管理してサイト運営に役立てていきましょう。