制作会社にサーバー選びを任せていたら、
利用サーバーや料金と請求を照らし合わせてみよう

  • 2023.02.01
  • 2023.01.25

サイト運用・管理Tips・ノウハウ集

ホームページの運営においてサーバーというのは切っても切れないものであり、必要不可欠なものにはなりますが、その扱いというか、選び方や管理、どれくらいのコストとして計算していくかというのは意外と難しく、業界外の方であれば、意外と言われたままに支払っているという事が多々あります。

もちろん真っ当な制作会社も多いのできちんとしている事もありますが、意外と実はこのサーバー料金で暴利とまではいかなくとも、半ば騙したり伝えないまま、自社の利益に組み込んでいる制作会社が多くいます。

ホームページを作った後、そのまま制作や管理をお願いしていたり、ドメインだけでなくサーバーも制作会社の推薦で取得し、制作会社が建て替えたり請求されている場合は、一度真っ当な料金で契約かなどを合わせて確認しておくと良いでしょう。

サーバー料金の請求で良い制作会社か判断できる

冒頭にも述べたように、サーバーというのは業界外の方からしたらよくわからずなかなか選べないものです。

業界の専門の人たちからこれだけ必要なんですよ。と言われてしまうと、そういうものか…と信じてしまうのも致し方なく、その結果、実際によくよく見てみたら、そんな高機能なサーバー借りてどうするの?というサイト運営をしているところも多く見られたりします。

わかりやすく言ってしまえば、1人暮らしで夜寝るくらいしかあまり帰らない賃貸のマンションなのに、4LDKのマンションを借りてるようなイメージです。

当然サーバー料金は無駄に高くなりますし、本来適正なサーバー選びをしていれば月額1,000円前後で住むようなケースにも関わらず、月額1万円以上のサーバー料金を支払っているというようなパターンも多くあります。

実際、よくホームページ制作会社のサーバー料金の請求などによってその会社が良心的で寄り添ってくれる会社か、それともお金を取れるだけ取るぞと考えているかというのがわかったりします。

サーバーのログイン権限が付与されてれば変なことは起こりにくい

絶対とは言えないのですが、サーバーへログインできる権限などが与えられている場合、そもそもこのサーバーを使っていますという事がクライアント側に伝わっているため、よほどの事がないかぎり変な事はありません。

逆に、全部お任せなどでどこを使っているのか知らず、そのサーバーの管理会社へのログイン機能なども与えられていないという場合、ちょっと注意した方が良いケースが多いです。

そもそも今のサーバー料金を把握しておく

多くの場合、実は今、サーバー料金が毎月いくらかかっているかというのを知らないという方は多くいます。

制作会社にホームページを作ってもらう時に、毎月これだけサーバー料金がかかります。と言われて、そうなのかと思ってそのままずっと支払っているようなケースだと、まさにこれに該当し、惰性で払っているため結局いくらなのかというのを知らない場合も多いです。

ですから、まず請求書なり契約書なりをチェックして、毎月のサーバー料金がいくらなのかを把握しておきましょう。

料金を把握したら、どのサーバーを使っているかをチェック

料金がわかれば、次に把握するのはどのサーバー会社を使っているかというのを知る必要があります。それがわかれば、実際に今使っているサーバー会社がわかるため、実際に必要な料金というのを知る事ができます。

意外と、制作会社によってはこのあたりをブラックボックス化していることも多く、どのサーバー会社のどのプランを使っているかというのを伝えずに進めていく事もありますので、結果としてわからずやってきたというのが多いのです。

どのサーバーを使っているかというのは下記のツールなどを調べるとわかります。

どちらのサイトでも良いのですが、日本語でわかりやすいのがaguse.jpかなと思いますが、より詳細なのがわかるのがnetcraftかと思いますし、これら意外にも多々ツールはあります。

aguse.jpを使った場合は、検索窓に自分たちのサイトのアドレスを入れて検索した後、検索結果が出た少しスクロールをしたら出てくる地図の右下に「正引きIPアドレス」という箇所が出てきますので、そこの運営組織に書かれた項目が、使っているサーバー会社に該当します。(異なる場合もありますが多くのケースはこれに当てはまります)

netcraft.comを使う場合は、検索窓にサイトのアドレスを検索した後、検索結果が出たら2段落目にある「Network」の項目にある「Netblock Owner」という項目が、サーバー会社になります。

使っているサーバー会社がわかれば、そのサーバー会社の公式サイトにアクセスしてみて、サーバー料金や機能をチェックしておきましょう。

請求と実際のかかる費用を比べる

公式サイトさえわかればあとは料金を見ればわかります。
その料金と、実際に請求されている金額などを見比べてみて判断してみましょう。

ただ多くのサーバー会社ではプランが設けられている事が多く、一番安いプランから高いプランまででそこそこの価格差があるため、安いプランか高いプランかまでは外部からは分からない事も多いのでその点だけ注意しましょう。

ただ実際にサーバー会社の上位プランを使うということはあまり多くありません。
だいたい上位プランを使うとなる場合は、別の法人向けサービスやより高機能・高価格な別サービスとして提供されている事が多いので、だいたいは一番安いプランか人気のプランくらいが多いです。

請求金額と実際のプランの料金に差がなければ問題ありませんが、ここでもし差が手数料レベルを超えている額であれば、ちょっと色々考えた方が良いということにもなるかもしれません。

実は一番多いのは、クライアントサイトを1つにまとめて全員に請求するパターン

サーバーに関する制作会社の闇とまではいかないのですが、業界的には常識、業界外ではほとんど知られていないことに、この見出しタイトルの「サーバーとサイト管理の関係性」があります。

どういう事かというと、多くの場合は、セキュリティや管理的な面を考慮して、クライアントの事業として使うサーバーを契約したら、そのクライアントに割り当てて使います。

しかしながら、より利益を隠して取ろうとする制作会社の場合、1つのレンタルサーバーと契約して、全クライアントのサイトを、そこで管理しようとするところも多く存在します。

先ほど、プランを見て請求額とチェックしましょう。と書きましたが、仮に、わかりやすくサーバー料金が年間1万円、請求額がちょっと手数料載せられて、年間1.5万円でした。というケースだと、特に問題はないと言えるかもしれません。

サーバーは1つなのに管理サイトは5サイトや10サイトということも

しかしながら、実は多くの制作会社では、A社のサイトも、B社のサイトも、C社のサイトも、D社のサイトもE社のサイトも、同じサーバーで管理されているというケースが多々あります。

この場合、制作会社が全部管理していたとすると、サーバー会社に支払っている額は、年間1万円ですが、A社にもB社にもC社にもD社にもE社にも、年間1.5万円の請求をあげている事になり、7.5万円の請求をしています。

そして場合によっては、5サイトを1サーバーで管理なんてレベルではなく、1サーバーで何十サイトも管理して、そのサーバー代を1社ごとに請求しているというケースも実際多くあります。

自分がリニューアル・リプレイスを担当して調査した中では、1サーバーで50サイトくらいを管理して、おそらく50社にそれぞれサーバー費用を請求しているだろうという制作会社もありました。

このケースではもう少し高級なサーバーではありましたが、制作会社はサーバー会社に年間で数万円しか払っていないにもかかわらず、50社に数万円の請求を送るため、それだけで年間に100万円以上の利益を得ているなんてことにもなってしまっています。

もしこれが、1社ごとにさらに利益を上乗せして請求などしていたとしたら、それだけで制作会社はそうとうな利益を得ているということにもなります。

自分たちが損をしているわけではないからそこまで問題視しないという方もいるかもしれませんが、実はこの管理の方法も場合によってはとてもクリティカルな問題に繋がることもあるので、それはまた別の機会に解説したいと思いますが、制作会社によってはそういう管理をして利益を取ろうとしているところもあります。

事前説明があるかないかが大事

例えば、最初からそういうプランですという説明があって、そのため制作費を多少抑える事ができるんですといったような説明があり、双方納得であれば全く問題はないのですが、黙ってそれをしている場合は、やはり良い制作会社かどうかで考えるとなかなか難しいところが出てきます。

こういったところはあまり表だって話されることもない部分で、意外と闇というかブラックボックス化してしまっているところもあるため、サーバー選びや管理を任せて、制作会社に言われるがまま対応している場合は、一度自分たちのサーバー状況や支払い状況をチェックしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

サーバーはどうしてもとっつきにくかったりわかりにくいという事で、制作会社や代理店などに全て任せるとなってしまいがちなところがあります。

もちろんそれが悪いことではないのですが、何も知らないまま無駄な機能を付けられたり、不必要な仕様の料金を払ってしまっていたり、サーバーの料金が制作会社の利益になるような仕組みにされていたりするケースも存在しています。

なにより自分たちが使っているところがどういうところかというのを知らないままというのはあまり良い状態とはいえないため、管理は任せるとしても今どこを使っているのか、プランはどのプランで料金はいくらなのかなどは知っておくに越した事はありません。

任せるところは任せつつ、自分たちで把握しておくべきところは把握して無駄なコストはなるべく出さないようにしていきましょう。

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